『十二支のお雑煮』 川端誠作
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おせち料理、初詣、羽根つき、すごろく、百人一首に書き初め。そろって新年のあいさつをした後、正月の行事を楽しむのは伝統的な晴れ着を着込んだ十二支の動物たち。トラが酔っ払って「おめでタイガー」など、言葉遊びも楽しい。12種類描かれた全国のご当地雑煮は、丸餅や角餅、汁はみそ仕立てやおすまし、魚介のせなど、どれも地域色豊かで全部食べたくなる。廃れつつある正月行事をきちんと書きとめてあり、行事や食材の意味を調べながら家族で読みたい一冊。(BL出版、1400円)
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