良いマグロ AI判定
完了しました
読売KODOMO新聞7月23日号紙面より

「目利きの職人」はもう必要ない!? 回転ずしチェーンの「くら寿司」が、スマートフォンのカメラとアプリを使って、良いマグロを仕入れる方法を導入しました。
マグロの買い付けは通常、熟練の職人が行います。職人が見るのは、マグロの尾。ここの違いで、マグロの脂の乗り具合が分かるそうです。くら寿司は、職人たちの見分けた結果をAI(人工知能)に覚えさせることに成功。スマホをマグロにかざすと、瞬時に「A(最上級)」「B(上級)」「M(並)」の3段階で品質を判定します。
くら寿司は、すしネタのおよそ7割が海外産。でも今は、新型コロナウイルスの感染拡大で海外の市場に思うように職人を派遣できません。このため、経験のない人でも買い付けができるようにこの方法を導入したのです。