ミャンマーでクーデター
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読売ＫＯＤＯＭＯ新聞２月４日号紙面より
ミャンマーで２月１日、軍によるクーデターが起き、与党である国民民主連盟（ＮＬＤ）の指導者で、事実上の政権トップのアウン・サン・スー・チー国家顧問（７５）が拘束されました。軍は「国家の権力を掌握した」と発表。ミャンマー全土に１年間の非常事態宣言を発令しました。
背景には、昨年１１月の総選挙を巡る軍の不満があります。スー・チーさんが率いるＮＬＤは、総選挙で、上下院（定数６６４）で３９６議席を獲得しました。一方、軍が支持する野党・連邦団結発展党（ＵＳＤＰ）は３３議席しか取れず、これを不満に思った軍が武力で政権を奪うクーデターを起こしたとみられています。
今回のクーデターにより、国会の開会は延期され、軍の最高司令官があらゆる権限を握ることになりました。
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