ミャンマー軍 市民銃撃
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読売KODOMO新聞4月1日号紙面より
軍が力ずくで政府をのっとる「クーデター」が起きたミャンマーで、市民への暴力が強まっています。3月27日には、軍に抗議するデモに参加していた市民に治安部隊が発砲し、100人以上が死亡。2月1日にクーデターが起きてから犠牲になった市民の数は400人を超えました。
ミャンマーでは長年、軍が政治の実権を握ってきました。でも、多くの国民は選挙で選んだ代表が政治をする民主主義を支持。2016年からは、選挙で国会の多数の議席を取った国民民主連盟(NLD)による政治が進められてきました。今回、軍は再び力を取り戻そうとクーデターを起こし、これに反対する市民を弾圧しています。
こうした状況を、世界各国が心配しています。国連のグテレス事務総長も3月27日、「深刻な人権侵害だ」というコメントを発表しました。
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