横澤夏子「ママ友、嫁姑問題を予習しています」(下)

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 掲示板・発言小町・20周年のインタビュー企画。第1弾は、お笑いタレントの横澤夏子さん(29)。SNSの使い分けや女性の働き方などへの思いを語ったインタビューの続きです。

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 ――注目しているアカウントは?

 元モーニング娘。の辻希美さん(32)のインスタを見るのが好きです。小学生のころから、同級生の間で「辻ちゃんと加護ちゃん、どっちが好き?」という話題で盛り上がっていました。大ファンだったアイドルが20歳で出産して、今や4児のお母さん。たまにブログの内容が批判されることもありますが、ちゃんと家事や子育てもやっているし、ものすごくがんばっている、かっこいいと思っています。

 それと、一般の方ですが、一日の家事をしている様子を定点カメラで撮影していて、それを早送りの動画で投稿しているんです。それを見るのがめちゃくちゃ好きです。ちらかった部屋がきれいになっていくのがスッキリして気持ちいいです。ソファの裏まで掃除機をかけるんだーと感心します。自分のことではありませんが、きれいになると達成感があります。

 あとは、特定のアカウントではなく、ハッシュタグで検索することが多いです。「#新しい私」とか、ていねいな暮らしに対して「#雑な暮らし」とか、結構おもしろいですよ。

お母さん芸人にも「働き方改革」を

 ――今年6月、横澤さんが発起人となって、大宮の劇場に簡易託児所を設置したそうですが、どのような思いで?

 私は元々子供が好きで、ベビーシッターの資格を取ってアルバイトをしていました。第2回「女芸人No.1決定戦 THE W」(2018)に出場したときに、優勝賞金1000万円の使い道を聞かれて「ルミネtheよしもとに託児所を作る」と言ったのですが、優勝することができませんでした。ただ、そのことを知った吉本の社員さんが動いてくれて、賛同してくれた企業の協力で、月に1回ではありますが、無料の簡易託児所(予約制)を設置することができました。

 普段、映画館や劇場に子供を連れて行って、泣かれてしまうと、周りに気を使って「すみません、すみません」と謝って外に出なきゃいけなくて。お母さんのあるあるネタをよくするんですが、実際にお母さんがネタを見てくれた反応を知ることはあまりないなと思って。子育てに大変なお母さんも、子供を預けて、たまには思いっきり笑って、リフレッシュしてほしいんです。一番は新宿の「ルミネ theよしもと」に託児所を設置したいですし、ほかの各劇場にも常設の託児所を増やしていきたいです。

 ――将来、座席にお子さんがいても当たり前の世の中になるといいですね。

 先日、大宮の劇場で先輩の男性芸人さんが、「俺の子もいい?」ってお子さんを連れてきて、「ああ、お母さんだけじゃなく、お父さんも大変なんだな」って。子育てはお母さんだけの問題じゃないんです。

 ――現在、ご主人は家事に協力的ですか?

 私のほうが家にいる時間が少ないので、旦那がやってくれることが多いです。お互いに忙しくても、手抜きで家事をするのはいやだし、でも、洗面所がつまったら「どっちが掃除するのかなぁ~」って、様子を見ながらお互いにせめぎあっています(笑)。

 ――同じ吉本の先輩芸人、2丁拳銃の川谷修二さんの奥さんで、放送作家の野々村友紀子さんのように膨大な“家事リスト”をつきつけることは?

 リストアップはしていないです。私は旦那がやってくれたことに気づいたら「やってくれて、ありがとう」とお礼をいうのですが、逆に私のほうが、家事をしたことに旦那が気づいてくれないと、「洗い物やったよ~」みたいにお礼を言われるまで嫌味をいっちゃいます。

 ――子育てに関しては?

 協力してくれると思います。出産してライフスタイルも変わるし、産後、性格が変わるかもしれない。

 ――「産後クライシス」問題ですね。読売新聞の記者も大手小町でコラムを書いているので、ぜひお読みください。発言小町20周年を記念して、嫁姑(しゅうとめ)問題と、ママ友地獄の本が出版されます。ご参考まで。

 おもしろそう! でも、怖い……。発言小町でもママ友とか嫁姑問題とか、妻が出産してから、夫に対する態度がピリピリするというトピを読んで、予習をしてはいるんですが。実際は比較にならないくらい大変だと思います。

 ――先輩女性芸人の方も仕事現場にお子さんを連れてくることもありますよね。来年出産したら、横澤さんも仕事の現場にお子さんを連れていくこともあるかと思います。

 身近にそういう人がいると、働き方の参考になりますし、ありがたいです。託児所設置の話は、まだ妊娠していないときから進めていましたが、妊娠がわかってより説得力があるものになると思います。子供がいても安心して働ける環境ができるとうれしいです。

 ――来年、20代最後の時に出産されるということで、若いママさんですね。

 でも、若いママなりに大変で、(モデルの)ぺこちゃんから聞くと、まだ、あまり同世代の若いママ友がいないので苦労しているみたいです。最近は、バリバリと仕事でキャリアを積んでから出産されるという先輩女性の話も聞きますし、いろいろな経験談を先輩ママ芸人さんから聞けるので、参考になります。

10年後、よりリアルなお母さんネタを

 ――10年後の自分はどうなっていると思いますか?

 39歳か……。まだ芸人をやっていると思います。子供ができたら新しい世界が広がるかもしれないので、新しいネタができると思います。20代前半に作った、お母さんが子どもをママチャリの前と後ろに座らせて、もう1人背負って走っているネタをやっているんですが、10年後はよりリアルにできると思います。「海外旅行から帰ってきて幸せそうにおみやげをばらまくうざい女」というネタがあるんですが、今まで想像の中であこがれもあって作ったネタを、実生活でも体験してみたいです。

(聞き手/メディア局編集部・遠山留美、撮影/編集局写真部・萩本朋子)

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 (1)母になる横澤夏子、リアルな女性の本音に共感

プロフィル
横澤 夏子( よこさわ・なつこ
 1990年7月20日生まれ、新潟県糸魚川市出身。お笑いタレント。高校卒業後、吉本興業のお笑い養成所、東京NSCに入学し、19歳でデビュー。17年、一般人男性と結婚するまでの自身の婚活体験をまとめた著書「追い込み婚のすべて」(光文社・1400円+税)を出版。

無断転載禁止
824018 0 20周年 2019/10/02 05:00:00 2019/10/28 12:43:02 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/09/20190930-OYT8I50020-T.jpg?type=thumbnail

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