ノート売り場に豚肉!? 陳列棚に別の商品を放置する“迷惑行為”

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 商品をこんなところに放置するなんて――。スーパーなどの陳列棚で、驚くような光景を目にしたという投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。買い物客が一度手にした商品を、元の棚でなく他の棚に置いていくケースが多いようです。生鮮食品の場合は、やむなく廃棄処分になることも。何か対策はあるのでしょうか。

鮮度劣化、店は損害

 トピ主の「もうすぐパート事務員」さんはある日、仕事帰りに立ち寄ったスーパーで、レジの前のお菓子の陳列棚にチーズが放置されているのを発見しました。レジにいる店員に声をかけて、そのチーズを渡しましたが、チーズは要冷蔵品。コンビニで働いているトピ主さんの経験に基づけば、温度管理の必要な商品が常温の陳列棚で発見された場合、何時間そこに放置されていたのか分からないので、店側は廃棄処分にせざるを得ないことが多いそうです。「なぜ元の場所に戻さないのでしょう? お店にとっては損害です。(放置するなんて)万引きと同等だと思います」とトピ主さんは憤っています。

 この投稿に対し、同じような光景を見かけたという人たちから反響が寄せられました。

食品扱うドラッグストアでも

 「肉(コーナー)の冷蔵棚に入っていた白菜、お菓子の棚に載っていた総菜を見たことがあります」とのコメントを寄せたのは「熊の隠居」さん。大型スーパーに勤務する「春日」さんは「鮮魚を常温の棚に置いていく。冷凍ケースに肉を放置などなど。書ききれないほどあります。発見した時点ですべて廃棄。店舗の損失となりますし、場合によっては周辺の商品も汚損してしまい大損失となります」と明かしました。

 食品を扱うドラッグストアに勤める「さっち」さんは「ヘアカラーの後ろに、よもぎ大福が! 日にちが何日もたっており、カビも生えていました。冷凍ケースの中に豆腐。ノートの上に豚肉なんてのも。店内を回っている間に気が変わるのでしょうか」と、あきれた様子です。

原因は、マナーやモラルの欠如だけ?

 客のマナーの悪さやモラルの欠如を指摘する声の一方で、「単に元の場所がわからない可能性はあります。年配のお客さんも多いでしょうし……レジの店員さんが忙しそうなら、店員さんに戻してくれるよう頼むのもはばかられます」(「ナナ」さん)と、買い物客の気持ちを代弁する意見もありました。

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 食品ロスの問題を研究している流通経済研究所の主任研究員、石川友博さんは「食品を別の棚に放置してしまうのは、店舗内が一方通行的なレイアウトになっていたり、売り場が広く、混雑していたりする影響かもしれません。お客のマナー改善も重要ですが、それには時間がかかるので、店側が対策を講じたほうが、改善が早く進むと思います」と話します。

 石川さんは、店内表示や館内放送などで、「一度手に取られた商品が不要になった場合は、レジまでお持ちいただくか、近くにいる店員にお渡しください」と伝えることを提案します。「特に館内放送はお客の耳に届くので、効果的かと思います」

 同時に、マナー向上のためには、放置の末に廃棄された食品の行き先について、学校教育で子どもに教え、子どもを通じて親の行動変革に働きかけることも提案します。「こちらのほうは時間がかかりますが、取り組むべき課題でしょう」と石川さん。

 どんなに急いでいても、商品を返却したい時には店員に一声かける。迷惑行為を少なくするには、そんな“勇気”が必要なのかもしれません。

(読売新聞メディア局編集部・永原香代子)

【紹介トピはこちら】

なぜ元の場所に戻さないのでしょう

無断転載禁止
421775 0 発言ニュース 2019/02/04 11:00:00 2019/02/04 11:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190204-OYT8I50004-T.jpg?type=thumbnail

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