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    発言小町で話題になっている事柄を、専門家らの意見も交えながら掘り下げます。
    小町拝見

    男性の育休 賛成!…犬山紙子

     夫婦で育休を取得中の2児のパパからの投稿が目にとまりました。男女関係なく家事育児に参加できる社会が必要と考えられているようです。

     しかし、育休取得で実際に言われたり、感じたりしたのは「長期離職は怠け者」「家で遊んでいる」「仕事しないでお金をもらっている」「とても良い会社に所属している」などだそうです。女性でも育休を取ると「仕事しなくていいんだからいいなー」とか「ゆっくり休んでね」とか言われるので、男性だとその偏見は余計あるかもしれません。

     でも、そんな偏見はとっととなくなってほしいと思うのです。私は女性ですから、出産で生じるキャリアダウンに頭を悩ませていました。「私が休んでる間に別の人が私の席に座るんだな」って思います。

     女性は子どもを持つと、やりたい仕事を続ける自由が現状、あまりないと思います。負担の軽い仕事を担う一方、昇進から遠のく「マミートラック」で苦しむ女性もたくさん見かけます。それと同じく、男性は育児をする自由が事実上あまりありません。

     育児って本当に最高です。もちろん大変ですが、私は子どもが私の顔を見て笑顔になる瞬間「生きててよかった、生きてていいんだ」と思えます。仕事も、育児も最高なんです。だから性別関係なく、仕事も育児もやりたい人ができるようにならなくちゃ。

     もし今私が「あなたは男なので育児は諦めてくださいね」と言われたら、「仕事やめたらご飯食べられなくなるから我慢するしかないのかな、でも心が死んじゃいそうだ」と日々鬱々うつうつとするのが目に見えます。

     それは社会としても損失なのではないでしょうか。と、いうわけで私は大きな声で「男性の育休賛成!」と叫びたいと思います。

    犬山紙子(いぬやま・かみこ)
     エッセイスト、タレント。1981年、大阪府生まれ。2011年、ブログをまとめた著書「負け美女」でデビュー。雑誌やテレビなどで活躍中。17年1月に長女を出産した。
    2018年08月13日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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