一人ランチ お気遣いなく…杉上佐智枝

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 「ひとりランチについてどう思いますか?」というトピ主さん。休憩時間は誰にも気を使わず過ごしたいのに、上司からは心配されてしまうそうです。

 上司の言い分もわかる、と書くあたり、トピ主さんは気遣いできる方なのだなとお察しします。今は「おひとり様」という言葉も定着しましたが、昔は先輩の号令は絶対。私自身、自宅の最寄り駅まで着いていたのに、呼ばれて回れ右したこともあります。望まざるコミュニケーションの場が社会人としての鍛錬になった実感は確かにあります。ですが、今は「個」が尊重される時代。年代を問わず、自分の時間の使い方は、自由であるべきだと思います。

 ところで、私は若い頃、「一人ランチ」が苦手でした。一人になるのは好きなのですが、「一人でいるのを見られるのが嫌」でした。今思うと、自意識が強いのですね。一人で入れるのはファストフード店だけだった私が、がらりと変わったきっかけは、出産です。

 ランチは赤ちゃんを左手に抱えながら(時には授乳しながら)、片手で食べられるものばかり。こぼしたら大変だから熱いもの、汁物、麺類、刺激物もNG。少し大きくなってたまに外食しても、子どもとシェアできるように、薄味のもの、子どもの好み優先。

 ですから、仕事復帰した後の一人ランチの価値たるや! 自分の好きなものを、誰にも邪魔されず両手を使って、ゆっくり食べられる幸せよ……。復帰初日のランチ、激辛担々麺のおいしさは忘れません。

 同僚とのランチも好きですが、一人で頭を整理したい日や、「今日は絶対○○が食べたい」みたいな日もありますよね。午後に向けて自分が一番チャージできるランチタイムを、自由に楽しめる世の中でありますように。 

杉上佐智枝(すぎうえ・さちえ)
 日本テレビアナウンサー。1978年、東京都生まれ。「キユーピー3分クッキング」土曜、「ミヤネ屋」ニュースコーナーなどを担当。2児の母、絵本専門士。
無断転載禁止
1106280 0 ピックアップ 2020/03/16 05:20:00 2020/03/16 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200313-OYT8I50021-T.jpg?type=thumbnail

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