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洗髪 毎日しなくても…柴門ふみ

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 毎朝シャンプーをしていたものの、最近は面倒になり1日おきの洗髪になってしまいましたという、アラフィフの方からのトピを見つけました。ヘアケアのアドバイスを求める投稿だったのですが、他人のシャンプー事情は、案外知らないものだと気づきました。

 旅先で昼間に温泉を訪ねると、「髪を洗うか洗わないか」が女たちにとって大きな問題となります。ロングヘアでも必ず湯船に入る前にシャンプーする人もいれば、ショートでもシャワーキャップで髪ぬれを強力に阻止する人もいます。友達と連れ立っての入浴で一人だけシャンプー&ドライヤーだと、ほかの人を待たせることになるので洗うのを諦めたりします。

 もっとも近頃はヘアスタイルにこだわる若い男の子たちもいっぱいいるので、女性に限ったことではないのかもしれませんが。

 そもそも日本人が毎日シャンプーをするようになったのは、ここ30年ぐらいのことです。「朝シャン」という言葉を化粧品会社がCMで使ってから、といわれます。アラフィフのトピ主さんが、「若い頃から部活もあったし、ずっと朝シャン」と書かれているように、トピ主さんの年代から定着したのですね。そして、それ以降、毎日シャンプーしないと不潔な女と思われる風潮になった気がします。

 昭和30年代生まれの私は、「シャンプーは、夏は1日おき。冬は3日に1回でいい」と教えられ、実践しました。が、今も頭皮は健康でそう薄くもなっていません。髪を洗うことはお風呂に入るよりも体力を消耗するから産後1か月は髪を洗わないようにと産院で言われ、実際、長女の出産後ひと月は洗髪しませんでした。

 私の出した結論は、面倒で疲れるシャンプーは必ずしも毎日しなくてもよし、ということです。 

柴門ふみ(さいもん・ふみ)
 漫画家、エッセイスト。1957年、徳島県生まれ。お茶の水女子大在学中から漫画を執筆し、代表作に「東京ラブストーリー」など。働く女性や恋愛をテーマにエッセーも手がけている。
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1936200 0 ピックアップ 2021/03/29 05:20:00 2021/03/29 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210325-OYT8I50032-T.jpg?type=thumbnail

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