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高熱のママ 誰かに頼って…犬山紙子

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 赤ちゃんを育てているママが高熱を出したらどうすれば良いのでしょう。「誰かに頼って、体調の回復に専念する」と多くの人が答えると思います。

 でも、迷惑をかけるんじゃないかと遠慮してしまう人や、誰にも頼れない人もいるでしょう。

 「旦那の言い分が正しいかわからない」と投稿した、生後4か月の娘を育てるトピ主さん。文面から追い詰められた様子が伝わります。夫は単身赴任。近くにあるトピ主さんの実家で過ごすことが多いそうです。ただ、実母はミルクやオムツ交換を手伝うくらいで、実家の家事もトピ主さんが担っているとのこと。

 40度の熱が出た時も、自分で娘の世話をしたそうです。見かねた夫が「(自分の)母を呼んでは」と提案したのですが、「余計に気を使う」と言うと「断るなら好きにしろ」――。

 夫の家族に頼れば……と思えますが、飛行機が必要な距離だそうですし、相性の問題もありそうです。「実家に頼ると体力が持っていかれ、義理の家族に頼ると精神が持っていかれます」という言葉が切ないです。

 数々のコメントを見たトピ主さんの結論は「どっちにも頼らないのが一番なのですね。一人で誰にも頼らず子育てを頑張りたいと思います」でした。

 悲し過ぎる。そんなことは絶対ありません。頼れる人がいなければ、自治体や支援団体があります。自分を大切にするのに罪悪感を抱く必要はありません。

 「誰にも頼れない」と思ってしまうことは案外、身近な問題です。周りに頼りにくい空気があり、それが人を追い詰めるのです。

 私は、人に頼ったことをどんどん公にして、そんな空気をぶち壊せたらと思います。人間お互い様なのですから。

犬山紙子(いぬやま・かみこ)
 エッセイスト、タレント。1981年、大阪府生まれ。2011年、ブログをまとめた著書「負け美女」でデビュー。雑誌やテレビなどで活躍中。17年1月に長女を出産した。
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2035588 0 ピックアップ 2021/05/10 05:20:00 2021/05/10 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210507-OYT8I50060-T.jpg?type=thumbnail

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