本に線を引きますか?

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 子どもの頃から読書が好きで、毎日、本を読んでいるというトピ主の「話題」さん。トピ主さんに影響されたのか、奥さんもよく読書をするようになったそうですが、ボールペンかマーカーでしきりに線を引くのが気になります。

 トピ主さん自身も一度だけ、人生が変わるくらいに影響を受けた本に、酔った勢いで線を引いたことがあるといいます。でも、後悔して結局その本は処分してしまったそうです。図書館で借りてきた本のほぼ全ページに線が引かれていて、がく然としたこともあるというトピ主さんは、発言小町で「皆さんは本を読むとき、ボールペンで線を引いたり、マーカーを使ったりしますか?」と問いかけました。

 ツイッターで「本に線を引きますか?」と尋ねたところ、「引かない」が8割超と圧倒的に多い結果となりました。

 発言小町に寄せられた「引かない」派の意見を見てみると、「引く」派に対して、「名画の気に入った所に、赤ペンでダイレクトに印を付ける。これらと全く変わりません」(「下弦の月」さん)、「本に線引くって、ブランドバッグにお気に入りのシール貼ってる感覚かな」(「金平さん」)、などとかなり辛辣(しんらつ)で、理由を問わず、とにかく本に線を引くこと自体に拒否感があるようです。

 これに対して、「引く」派の投稿で多かったのは、ジャンルによって線を引く本と引かない本があるというものでした。「小説は引きませんが、実用書なら引きまくります」(「なおりん」さん)、「専門書には線を引くし、書き込みもゴリゴリしますね」(「りん」さん)、「教科書なら引いていましたが、本は引きません」(「あい」さん)といった意見です。資料や教科書は、内容を理解したり、重要な点を確認するために線を引く人が多い一方、小説は「引かない」派が多数を占めました。「引く」派は「元気がない時、線を引いた言葉を思い出して慰める」(「ジェーン・絵亜」さん)、「読んだー!、っていう満足感が好き」(「玄米茶」さん)、「内容を頭にいれるプロセスの一部として」(「inktober」さん)などとコメントしており、どれも「なるほど」と思える理由です。

 しかし、線が引かれた本に出会った人は、また違う感想を持つようです。「中古で買った本に線が引いてあったりすると、やはり気持ちの良いものではない」と語る「手鏡」さん。「個人的な隠された内面」を見てしまったような、安易に見たり見られたりするべきではないものを見てしまったような、なんとも言えない居心地の悪さを感じるようです。

 両派に共通するのは、図書館の本など公共のものに線を引くのはルール違反、ということでした。

 こんな人もいます。「娘」さんの父親は若い時から読書家で、10年前に亡くなりましたが、書斎には今もたくさんの書籍が残されているそうです。「ほとんどの書籍に線が引いてあります。それも定規で真っ()ぐにです! おまけに、几帳面な細いしっかりした字でコメントや感想がその脇に書き込まれています。線を引かれた箇所やコメントを読むと、彼がその頃、何を考え、何に関心を持っていたか、どんな事を感じ、どんな考えを持っていたか、よくわかって興味深いです」と「娘」さん。線が引かれた本に、亡父の面影を感じているようです。

 自分の所有物であれば、本に線を引く、引かないは自由。それでも、「引く」派と「引かない」派でこんなにトピが盛り上がるのはやはり、本には人それぞれに思い入れがあるからではないでしょうか。

 「本に線を引きますか?」(トピ主:「話題」さん)のURLはこちら

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870301 0 小町VOTE 2019/10/29 15:00:00 2019/10/29 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191029-OYT8I50009-T.jpg?type=thumbnail

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