ベビーシッター 習い事OK…駆けっこ、英会話、音楽など幅広く

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 乳幼児や小学生の世話をするベビーシッターサービスで、スポーツや音楽なども教えるシッターが増え、注目されている。子どもを短時間預けると同時に、習い事もさせられて一石二鳥と、忙しい共働き夫婦などに受け入れられているようだ。指導法などを事前に確認して利用したい。 (野口季瑛)

 

 オプションサービス

 「大きく腕を振って走って」。千葉県柏市の公園で8月上旬、6歳と4歳の子ども2人に男性が駆けっこを指導していた。

 男性は、保育サービス会社「ポピンズ」(東京)にアスリートシッターとして登録する井原直樹さん(37)。元陸上日本代表で、現中央大陸上競技部コーチの経験を生かし、シッターとして子どもの世話をしながら走り方も指導している。

 同社は通常のシッターサービスに加え、英会話や音楽、スポーツなどの専門性を持ったシッターが世話をするサービスも展開。シッター料金に加え、オプション料金を払うことで、幅広いジャンルの指導を受けられる。習う場所が自宅外の場合、送迎も頼める。英会話やピアノ、家庭教師などは1時間1500円(税抜き)だ。

 駆けっこもその一つ。指導を受けた2人の子どもの母、岩崎杏里さん(39)は「通常のシッターサービスと同じ時間内に、子どもたちに貴重な体験をさせられる。中国語もシッターに教わった」と満足そうだ。

 

 金銭面の負担減

 ベビーシッターは、子どもを保育園などに預けている共働きの親が、月数回程度、預け先の見つからない時間帯に利用するケースも多い。仕事が休みの土日は親子で過ごす時間を大切にしたいとの考えから、平日にシッターに預けながらスポーツや音楽の習い事もさせたいという希望が多く、保育サービス会社が専門性のあるシッターを用意する動きが広がっている。

 通常の習い事と違い、送迎の必要がないことも利点。入会金や月会費を払って習い事を始めるよりも、シッターサービスのオプションとして使う方が、金銭面での負担が少なく済むこともある。

 保育サービス会社「ネス・コーポレーション」(東京)は昨年、預かり中に遊びながら脳の発達を促すことを目的にした「育能」コースを作った。0~6歳を対象に、ひも通しなど指先を使った遊びを取り入れている。「集中力を身に付けてほしい」などとして利用する親が多い。

 

 資格など事前確認

 逆に、専門的な指導者を抱える会社が、シッターサービスに乗り出す例も。ピアノなどの音楽講師の派遣会社「エルパ」(東京)は、幼稚園の教諭免許や保育士資格を持つ講師らによるシッターサービスも行っている。1時間半からの預かり時間の中で30分、ピアノや歌などを習える。

 個人で活動し、専門的な指導を提供しているシッターも多い。

 ただ、こうしたサービスは、シッターの専門的な能力がどの程度か、指導法が適切かなどを事前に確認して利用したい。全国保育サービス協会事務局長代理の長崎真由美さんは、「事業者を利用する場合は、希望するシッターの条件を具体的に伝えましょう。個人で活動しているシッターの場合は、事前に面会をし、持っている資格などを確認する必要があります」と呼びかける。

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738568 0 子育てサロン 2019/08/14 05:00:00 2019/08/14 05:00:00

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