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    スクールデイズ

    早起き馬術部 仕事に生かす…坂上みきさん

    聞き手・五十嵐英樹

    パーソナリティー

    • 坂上みきさん(米田育広撮影)
      坂上みきさん(米田育広撮影)

     大学卒業まで大阪府八尾市で育ちました。「神童」と言われた一つ違いの姉がいて、私は自分から前に出るタイプではなかったのですが、一つだけ1番を取れることがありました。

     小学校高学年の時、朝の時間に国語の教科書をクラスで交代で読んでいました。私はつかえずに勢いよく読み続け、担任の先生に「もういいです」と止められるほど得意でした。一昨年、40年ぶりに会った友人から「今の仕事をすると思っていた。とにかく早口で、情報量がすごかった」と言われました。

     府立八尾高校ではガールズバンドでギターを弾きました。運動経験があまりなかったので、関西学院大では体育会に挑戦しようと思いました。何をやるにしても補欠は嫌だったので、経験者が少ない珍しい種目を探していた時、キャンパスに馬が1頭やってきました。乗っている人に「運動神経は関係ないし、馬が勝手にやってくれるよ」と勧められ、馬術部に入りました。

     生き物相手の活動は厳しかったですね。ほぼ毎朝7時に馬場に集合するので、5時10分の電車に乗らないと間に合わない。周囲はおしゃれを楽しんでいるのに、私は作業着と長靴姿。友達からふんの臭いがすると言われ、散々でした。でも関西の大会では部門優勝。馬との一体感も味わい、楽しい4年間でした。

    • 関西学院大学馬術部時代の坂上さん
      関西学院大学馬術部時代の坂上さん

     身に付いた早起きは仕事で生かされました。東京のFM局で初めて朝の帯番組の仕事をいただいた時、どう個性を出そうかともがいていました。そんな時、朝4時頃起きて放送作家の台本を読み、笑う箇所に印を付けたり、語尾や「てにをは」を自分らしく書き換えたりしていました。

     53歳の時、ニュージーランド人の夫との間に男の子を授かりました。何度も諦めましたが、産みたいという気持ちが湧いてきたんです。子供には、スポーツと音楽は続けてほしいですね。何の仕事を選んでも、精神力の強さや和みは必ず助けになってくれます。私も老後を考える年齢ですが、幼子を抱えたので、もうひと仕事したいですね。

    プロフィル
    さかじょう・みき
     1959年生まれ。テレビ新潟アナウンサーなどを経て、FMラジオのパーソナリティーとして活躍。現在、ラジオ日本「坂上みきのエンタメgo!go!」、日本テレビ「暇人ラヂオ」にレギュラー出演中。週刊誌で映画評論も執筆する。

    (2018年1月11日付読売新聞朝刊掲載)

    2018年01月15日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun