最後の「センター試験」始まる…受験生は「安全志向」

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試験開始を待つ受験生ら(宮崎大木花キャンパスで)
試験開始を待つ受験生ら(宮崎大木花キャンパスで)

 今年で最後となる大学入試センター試験が18日朝、2日間の日程で始まった。1990年に始まった同試験は私大の利用校が右肩上がりに増え、今年は短大と国公立を含め過去最多の858校に上る。来年からはより思考力を重視した大学入学共通テストに衣替えすることもあり、受験生の間には難関校を避けて現役合格を目指す「安全志向」が広がっている。

 「共通テストは先行き不透明なので、浪人はしたくない。プレッシャーもあるが平常心で挑みたい」

 東京大でセンター試験を受ける都立高3年男子(18)はこう意気込んだ。第1志望は国立大だが「学校の先生から合格できる大学を多く受けるよう勧められたので、私大も複数受験する」と語る。

 今年の受験生の特徴として、難関大を避ける傾向がある。大手予備校・河合塾が昨秋、模試の受験者約30万人の志望動向を分析したところ、早稲田大、慶応大、上智大など首都圏や近畿圏の難関私大を志望する受験生は前年比4~6%減。国公立も同様で、東京大や京都大、東京工業大など10校は同2%減だった。

 背景には、来年の共通テストを避けたい受験生の心理がある。出題傾向が不明なことへの不安や、昨秋以降、英語民間試験や国語と数学の記述式問題の導入が見送られるなどの混乱が理由だ。文部科学省による入学定員管理の厳格化で、都市部の難関大を中心に合格者を絞っていることもあり、河合塾の担当者は「積極的に挑戦しない受験生が、昨年以上に多い」と話す。

 大学入試センターによると、18歳人口の減少で今年の志願者数は前年比1万9131人減の55万7699人。このうち現役生が45万2235人と81%を占める。18日は地理歴史・公民、国語、外国語、19日は理科と数学の試験が行われる。

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1006444 0 教育 2020/01/18 10:35:00 2020/01/18 13:20:53 2020/01/18 13:20:53 試験開始を待つ受験生ら https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200118-OYT1I50044-T.jpg?type=thumbnail

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