教員採用試験、実技の水泳・歌唱や討論中止…19府県市で簡素化

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、小、中、高校の教員採用試験を行う自治体のうち横浜市、千葉県、山梨県、京都府など少なくとも19府県市が、実技や討論を中止するなど試験を簡素化したことが、文部科学省のまとめで分かった。会場での密集を避けるため筆記試験を減らすケースもある。

 公立校の教員は、都道府県や政令市など68の教育委員会が採用している。例年、7月頃に一般教養や教科の知識を筆記で問う1次試験を、8月以降に面接や実技などの2次試験を行って選考している。

 文科省が6月、各教委の発表などをもとに集計したところ、19自治体が感染防止のため試験の内容を変更していた。横浜市は8月に行う集団面接と論文をやめ、体育の水泳や音楽の歌唱などの実技も中止する。代わりに、模擬授業の1人あたりの持ち時間を5分から7分に延長するほか、個人面接を重視して能力や人物を評価するという。岐阜県も実技試験を中止する。

 受験者が多く集まる筆記試験を見直した自治体もある。北九州市は筆記の1次試験を中止し、2次試験のみ行う。高知県は、1次試験のうち一般教養と適性検査を実施しなかった。

 1980年代に大量採用された教員が退職期を迎えた一方、志願者は減っており、教員の採用倍率は低迷している。2019年度の公立小教員は2・8倍と過去最低だった。文科省は「単純に試験内容を減らすのではなく、面接を充実させるなどして採用者の質を確保してほしい」としている。

無断転載・複製を禁じます
1335574 0 ニュース 2020/07/11 15:00:00 2020/07/11 19:26:19 2020/07/11 19:26:19

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

一緒に読もう新聞コンクール

新着クーポン

NEW
参考画像
ランチでご来店のお客様にジェラートをサービス
NEW
参考画像
600円300円
NEW
参考画像
アクティビティご利用でソフトドリンク1本サービス
NEW
参考画像
ご宿泊のお客様の夕食時に地酒(お銚子)またはソフトドリンク1本サービス

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ