「理科実験やリコーダー演奏は停止」「球技のパス練習は十分に距離を」…1都3県の小中高に通知
完了しました
緊急事態宣言の発令を受け、文部科学省は8日、全国の小中高校などに新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底するよう求める通知を出した。宣言の対象となった1都3県では、感染の恐れが高い授業での活動を一時的に停止するよう求めた。

一時停止を求めたのは、児童生徒が近くに集まって声を出したり、接触したりする活動。理科では、近距離での実験や観察、音楽では唾液が散る恐れがあるリコーダーの演奏などを挙げた。体育では、運動中のマスクは不要だが、呼気が激しくならない場合は着用も可能とした。複数人で球技のパスやシュート練習を行う際は十分に距離を空けるよう求めている。
部活動では、注意事項として、感染状況に応じて練習試合や合宿を制限することなどを挙げた。
このほか、高校や特別支援学校に対しては、分散登校の検討などを求めている。