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校歌は心の声で斉唱を・リコーダー演奏やめて…都内の公立小中学校

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始業式を控え、登校時に検温を受ける児童ら(西東京市の市立中原小学校で)
始業式を控え、登校時に検温を受ける児童ら(西東京市の市立中原小学校で)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って再発令された緊急事態宣言期間の初日となった8日、東京都内では多くの公立小中学校で始業式が予定通り行われた。政府が昨年のような一斉休校の要請に踏み切らなかったためだが、各校では感染を防止するため、体育館などに児童・生徒を集める形での式典開催を見送る動きが広がった。

■ズームで配信

 荒川区立第七峡田はけた小ではこの日、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、高田大校長らがあいさつする様子を各教室の電子黒板に配信した。高田校長は「緊急事態宣言は、ウイルスがこれ以上広がらないようにみんなで協力しましょうという宣言です」と丁寧に説明し、マスク着用や手洗いを呼びかけた。

 校歌斉唱時には担任の教諭が児童たちに「声を出さずに心の声で歌いましょう」と求め、子どもたちは静かにメロディーを聴いていた。2年生の児童(8)は「早寝早起きをして体を壊さないようにしたい」と新学期の目標を話した。同校では合唱や調理実習、身体接触を伴う球技などを控える方針を決め、体育の授業では、持久走や縄跳びなどを取り入れるという。

■卒業式の斉唱取りやめ

 西東京市の市立中原小では、児童たちが登校時に検温してから校舎に入った。窓を開けて換気を徹底した教室内で、児童たちは「安全で健康に過ごすことが一番大切です。手洗いやマスクを続けていきましょう」と校内放送で語りかける水野伸一郎校長の言葉に聞き入った。

 同校では夏休みの短縮や土曜授業の実施で授業時間を確保。3学期は例年通りの授業を行うが、卒業式では国歌や校歌は斉唱せずに曲だけを流す予定だという。

 杉並区では、一部の区立中で校内放送を用いた始業式がとりおこなわれた。区教育委員会は緊急事態宣言の発令を受け、近距離での合唱やリコーダーの演奏といった感染リスクが高まる可能性のある活動をしないよう通知しており、担当者は「感染対策をいっそう徹底して学校運営を継続していきたい」としている。

■「休校なし」に 安堵あんど

 葛飾区教委によると、昨年3~5月にかけての一斉休校期間中は、思うように外出できないストレスや生活リズムの変調で体調を崩す児童・生徒が増えたという。加藤憲司指導室長は「子どもの在宅によって保護者が働きに出られなくなった家庭もあり、学校が果たす役割の重要性を再認識した」としており、葛飾区立葛飾小の牧野昭太郎校長も「再び休校になっていれば、年度内にカリキュラムを終えることは難しかっただろう」とほっとした様子を見せ、「校内で感染を絶対に広めないように気を引き締めて新学期に臨みたい」と語った。

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1758411 0 ニュース 2021/01/09 10:59:00 2021/01/09 10:59:00 2021/01/09 10:59:00 検温した児童から校舎内に入っていく(8日午前8時10分、西東京市市立中原小学校で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210109-OYT1I50024-T.jpg?type=thumbnail

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