「いじられキャラ」中3男子の自死、背景に同調圧力…専門家「違い認める大切さ伝えたい」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 昨年1年間に自殺した小中高生は前年から140人増え、過去最多の479人に上った。川崎市の小学校での約30年間の教員生活を踏まえ、命の大切さを伝える学級経営コンサルタントとして活動する渡辺信二さん(54)に話を聞いた。

小中高といじめを受けた景井ひなさん「好きなことに逃げてもいいよ」…STOP自殺 #しんどい君へ
渡辺信二さん
渡辺信二さん

 講演では毎回、2010年6月、当時中学3年の男子生徒が自死したことを話している。当時、教育委員会に在籍しており、生徒とは面識はなかったが、調査報告書をまとめることになった。交友関係者ら120人以上に話を聞き、彼は「いじられキャラ」とされ、クラスの中心にいた生徒のほか、同調圧力で他の生徒からも笑われていたことがわかった。その時、周囲の反応を誰かが「おかしい」と指摘できれば、彼を救えたのではないかと思っている。

 子供たちは、自分との違いをすぐに「変だ」と言って差別しがちだ。それが多数になれば、同調圧力につながる。特にコロナ禍で、子供たちは様々な我慢を強いられており、その傾向も強まっている。先生は、子供たちに違いを認めることの大切さを教え、お互いを思いやり、同調圧力をなくす学級運営を心がけてほしい。すぐに効果は出ないかもしれないが、自死する子はきっと減っていくはずだ。

スクラップは会員限定です

使い方
「教育・受験・就活」の最新記事一覧
1872646 0 ニュース 2021/02/27 15:00:00 2021/02/27 16:55:33 2021/02/27 16:55:33 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210227-OYT1I50054-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)