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便利だけど危険もある「OB訪問アプリ」…手軽に探せる一方、セクハラ被害も増加

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 今月から本格スタートした来年春卒業の学生らの就職活動で、「OB訪問アプリ」の人気が高まっている。希望する企業や職種の社会人をスマートフォンで手軽に探せるのが利点で、コロナ下の就活を支援するため、大学側がアプリを活用する例もある。一方、学生に対するセクハラなども増えており、専門家が注意を呼びかけている。(相本啓太)

■必須アイテム

 「OB訪問アプリは就活の必須アイテム。コロナ下で企業の採用担当者と直接会う機会が減る中、大きな助けになっている」

 鹿児島大工学部3年の女子学生(23)はそう話す。昨年5月からアプリの利用を始め、これまでに面会とオンラインで約30人から話を聞いた。大学のキャリアセンターでは志望業種の卒業生が見つからないことも多いが、アプリにはより多くの社会人が登録しており、簡単に見つけることができるという。

 OB訪問アプリは、社会人が会社名や出身大学などを登録し、学生が検索して面会を申し込む仕組み。2015年頃から普及が進み、現在、約5種類のアプリがあるとされる。

 就職情報会社「ディスコ」(東京)が20年に行った調査では、学生がOB訪問先を探した手段の中では「アプリ」が33・9%で最も多く、大学のキャリアセンター(18・4%)や、知人・友人の紹介(15・9%)などを上回った。

 津田塾大は昨年、前例のないコロナ下の就活に挑む学生たちを支援するため、アプリ運営会社と提携。学生らが大学公認の卒業生約150人とオンラインで連絡を取れるようにし、「社内事情などを安心して聞くことができる」と好評だという。

■「家に来れば助言」

 一方で目立つのが、社会人から学生に対するセクハラなどの被害だ。

 都内の私立大4年の女性(22)はOB訪問アプリを通じてIT企業で働く30歳代の男性と会い、仕事の話を聞いた後、連絡先を交換。飲み会に誘われ、終電間際まで付き合わされた上、手をつかまれて「家に来ればもっと就活の助言をする」と迫られた。女性は手を振り払って逃げたが、「学生の弱い立場につけ込んだ卑劣な行為だ」と憤る。

 

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