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就活は「オファー型」が人気、企業側から学生に声かける時代…両者にメリット

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 来春卒の大学生の就職活動が本格化する中、学生が企業を探すのではなく、企業が関心のある学生に声をかける「オファー(申し入れ)型」の就職支援サービスの人気が高まっている。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、対面型の就活イベントが減っており、学生、企業ともに新たな出会いの場を模索している。(木田滋夫、武石将弘)

■視野広がる

 中央大3年の男子学生は昨年秋、オファー型サイトに経歴や自己PRを登録したところ、企業から説明会の案内などのメッセージが次々と入り始めた。志望業界は不動産デベロッパーだが、マンションや住宅建設など、同じ不動産関連でも様々な業態の企業からオファーが来たといい、「知らない企業が多く、出会いのいいきっかけになった」と喜ぶ。

合同企業説明会で採用担当者などの説明を聞く学生ら(2日、千葉県内で)
合同企業説明会で採用担当者などの説明を聞く学生ら(2日、千葉県内で)

 こうしたサイトは今年、軒並み利用者が急増している。アイプラグ(大阪市)が運営する「オファーボックス」は、来春卒の学生が約11万3000人登録し、前年の1・5倍に。登録企業数は3割増の約7500社に上る。ベネッセi―キャリア(東京)が運営する「dodaデューダキャンパス」も、登録学生が前年の約2倍のペースで増え、全学年の合計で35万人を超えた。

 要因の一つは、コロナ禍で対面型の合同説明会が減ったことだ。これまで学生は、説明会で偶然出会った企業や業界に関心を持つ例も多かった。しかし、オンライン就活では、興味のある業界の情報ばかり集める傾向にあるとされる。早稲田大3年の女子学生は「オファー型は、関心を持っていなかった業界や企業とも接点ができ、視野を広げることができた」と話す。

■最後は「中身」

 近年、学生優位の「売り手市場」が続いた影響で、企業側にも積極的に人材を獲得する姿勢が目立つ。情報通信などの専門商社レカム(東京)は、今春入社する37人中、22人をオファー型サービスで採用。淡嶋祐史・人財開発部長は「知名度が低い企業は、受け身では学生が集まらない。オファー型はほしい人材を直接スカウトでき、採用のコストも抑えられる」と強調する。人材コンサルティング会社ネオキャリア(東京)も、今春入社の一部をオファー型で採用し、来春は約2割に増やすという。

 ただ、コロナ禍で旅行や飲食など一部業界の採用環境が悪化しており、学生が登録しても出会いがあるとはかぎらない。採用コンサルタントの谷出正直さんは「学生はアピールできる経歴がなければオファーが来ないし、企業も魅力がないとオファーを受けてもらえない。結局は、互いに中身を磨いて発信することに尽きる」と語った。

 

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1911456 0 ニュース 2021/03/15 15:00:00 2021/03/15 19:10:03 2021/03/15 19:10:03 ■就活面カット写真=武石将弘撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210315-OYT1I50023-T.jpg?type=thumbnail

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