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高校教科書に「フェイクニュース」「新型コロナウイルス」…文科省が検定結果公表

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 文部科学省は30日、2022年度から主に高校1年生が使う教科書の検定結果を公表した。新しい学習指導要領に対応した初めての高校教科書で、自ら課題を見つけ、解決策を探る「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング=AL)の理念が全11教科で盛り込まれた。新科目の「歴史総合」「公共」やプログラミングを学ぶ「情報I」なども登場した。

来春から使われる新科目「公共」の教科書
来春から使われる新科目「公共」の教科書

 高校で22年度に始まる新指導要領ではALを全教科に導入する。今回、合格した教科書248点のうち、地理歴史、公民、理科、家庭、情報、理数など10教科138点で、ALの一つ「探究学習」を取り入れた。全ての教科書で、討論や調べ学習などALの内容が掲載されており、生徒が自ら進んで学ぶ授業へと転換する手引ともなる。

 新指導要領では、日本と世界の近現代史を融合した「歴史総合」、防災などを学ぶ「地理総合」、主権者教育を行う「公共」、プログラミングが必須の「情報I」などが新設された。対応する教科書で今回、合格したのは11科目136点。大学入学共通テストでは25年より新科目が出題される予定で、来春以降、今回の教科書で学ぶ新高1生から対象となる。

 国語の選択科目「論理国語」や「文学国語」などは21年度の検定となる。

 22年4月には成人年齢が18歳に引き下げられることから、「公共」などでは社会の担い手としての高校生を意識し、現代の課題を取りあげて考えさせる内容も目立った。

 「フェイクニュース」を載せたのは、国語や公民、情報など7教科24点で、高校生にSNSとの付き合い方を考えさせる。「新型コロナウイルス」は理科や情報、地歴など6教科29点で掲載。感染拡大に伴うデマや混乱、経済への影響などにも触れた。

 領土を巡っては、領土の記載を明確にした新指導要領を受け、「地理総合」と「公共」の全18点で、北方領土(北海道)や竹島(島根県)、尖閣諸島(沖縄県)は「固有の領土」と明記された。

 今回の検定(専門教科など除く)は29社から250点の申請があり、1点が取り下げられ、1点は不合格となった。合格した248点には記述などに9549件の検定意見がついた。

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1948986 0 ニュース 2021/03/30 16:00:00 2021/03/30 23:02:28 2021/03/30 23:02:28 教科書検定「主権者教育」(24日、東京都千代田区で)=橘薫撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210330-OYT1I50047-T.jpg?type=thumbnail

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