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コロナ禍の影響などで児童生徒の自殺が相次ぐ中、萩生田文部科学相は11日の閣議後記者会見で、全国の小中高校生らに「悩みや不安を抱えていても決して一人ではありません。家族、先生、友達、誰にでもいいから悩みを話してほしい」と呼びかけた。長期の休み明けは自殺者が増える傾向にあるため、大型連休明けのタイミングで大臣メッセージを出した。

文科省などによると、2020年に自殺した児童生徒は前年から100人増え、過去最多の499人。今年も20年を上回るペースで自殺者が出ている。
メッセージでは、周囲に相談したり、相談窓口を利用したりすることを呼びかけた。保護者や学校関係者には「子どもたちと向き合う時間を積極的に取ってほしい」と要望した。同省は「24時間子供SOSダイヤル」(0120・0・78310)で相談を受け付けている。