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データ分析、新たな学生の武器に…大学で存在感・起業や就職に有利

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 膨大なデータを分析し、様々な分野の革新につなげるデータサイエンスや、人工知能(AI)を扱う学部が大学で存在感を増している。今春には、日本初のデータサイエンス学部から1期生が巣立ち、在学中に起業した学生もいる。受験生の関心も高く、少子化を生き残るための戦略の柱に据える大学もある。(鯨井政紀、伊藤史彦)

受注数十社

滋賀大のキャンパスに構えた拠点で仕事をする井本さん(6日、滋賀県彦根市の同大で)
滋賀大のキャンパスに構えた拠点で仕事をする井本さん(6日、滋賀県彦根市の同大で)

 ある生活雑貨店で水筒を買った客のクチコミの多くは「保冷」など機能面よりも、かわいさやオシャレさを重視していた。

 滋賀大データサイエンス学部1期生で、今年3月に卒業した井本 望夢みゆ さん(22)が、SNS上の大量のクチコミを分析した結果だ。この店は分析をもとに商品をそろえ、売り上げがアップしたという。

 井本さんは高校時代、2017年から滋賀大にデータサイエンス学部ができることを知った。文系理系の垣根を越えた学びを模索していて、「日本初」にもひかれ、入学を決めた。

 プログラミングは初心者だったが統計学など幅広く学ぶうちに「あらゆるものを分析できるデータサイエンス自体が仕事になる」と感じるようになった。

 就職活動はせず昨年6月、知人と2人で大学内を拠点に起業した。企業のデータ分析と社員向けのプログラミング教育を柱とした「mitei(ミテイ)」。社名には「『未定』の未来をデータサイエンスで確定させるお手伝いをする」との思いを込めた。

 受注先は滋賀県だけでなく関西や中部地方で数十社に上る。「滋賀県をデータサイエンス分野のシリコンバレーにしたい」と言葉に熱がこもる。

 今春卒業した滋賀大の1期生は、情報通信や製造業、マスコミやインフラなど幅広い分野に就職し、2割が大学院に進学した。同大の就職支援担当者は「最近では総合商社など、我々が想定していなかった業界からも注目されている」と話す。

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2214511 0 ニュース 2021/07/17 15:00:00 2021/07/17 15:00:00 2021/07/17 15:00:00 滋賀大学のキャンパス内に構えた拠点で仕事をする井本さん(7月6日午後、滋賀県彦根市の滋賀大学で)=鯨井政紀撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210717-OYT1I50070-T.jpg?type=thumbnail

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