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突出した才能ありながら対人関係などで困難、「ギフテッド」の子供たちを支援へ…文科省

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 「ギフテッド」と呼ばれる特定分野に突出した才能を持つ子供たちを支援しようと、文部科学省が検討に乗り出している。想像力や記憶力などに優れる一方、対人関係などで困難を抱える子供が一定割合いるとされるが、国内での実態は分かっていない。同省の有識者会議では、才能の見いだし方や困難の実態、その支援策などについて2年かけて検討し、提言をまとめる。

 アメリカなどでは天から授かった才能を「ギフテッド」と呼び、同世代と比べて突出した才能を持つ子供向けの教育プログラムが取り入れられている。近年では、才能とともに学習面での困難も併せ持つ子供への支援も考えられている。

 ギフテッドの子供は、例えば単純な課題は苦手だが複雑で高度な活動が得意だったり、読み書きに困難を抱えるが芸術的な表現が得意だったりと多様な特徴を持つ。国内では、才能の定義や支援についての議論が十分に行われていなかった。

 有識者会議では、才能教育や分野横断のSTEAM教育のほか、不登校支援や発達障害などに詳しい専門家を委員とし、学校での指導や支援策などを検討する。

 7月14日の初会合では、座長を務める岩永雅也・放送大学長がアメリカの「才能教育」について説明。委員の松村暢隆・関西大名誉教授は「トップ人材の育成を目的として出発するのではなく、困っている才能のある子供のニーズに対応することを第一に考えないといけない。不登校になっている子供もいる」と指摘した。有識者会議では今後、ヒアリングを重ね、年内にも論点を整理する。

 国内でも、突出した才能がある子供の教育に取り組んできた教育機関がある。東京大先端科学技術研究センターと日本財団は2014年、「異才発掘プロジェクトROCKET」を発足。今年6月からは、同センターの事業として新たに名称を変更し、民間企業と連携しながら、不登校などで学校になじめない子供への教育プログラムを提供する。

STEAM教育  科学、技術、工学、数学(Science、Technology、Engineering、Mathematics)に、アート・教養(A)を加えた教育。教科横断的な学習によって、実社会での問題発見・解決を図るのが狙い。

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