真冬の北海道、教室の窓を開けて授業・児童は厚着…3学期スタート

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 北海道内各地の学校で3学期が始まった。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への置き換わりが進み、感染が急拡大する中での学校再開、受験シーズン入り。教育現場は感染対策に神経をとがらせている。

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生徒感染6・75倍

3学期の始業式に集まった児童(19日、札幌市西区の八軒西小で)
3学期の始業式に集まった児童(19日、札幌市西区の八軒西小で)

 オミクロン株による感染は、児童生徒の間に急速に広がっている。

 道教育委員会によると、道内の小中高校と特別支援学校で1月3~9日に感染した児童生徒は24人だったが、10~16日は162人。6・75倍に増えた。新規感染者数が道内で初めて1000人を超えた19日は、帯広市の市立啓北小や旭川市の旭川実業高でクラスター(感染集団)が確認された。

 道教委は、道が行う無料のPCR検査と抗原検査の積極活用を呼びかける。無症状でも感染していないか不安を感じる場合は、無料で検査を受けられる。道は部活動の全国大会や修学旅行などに参加する児童生徒、入学試験前の受験生に検査を受けるよう推奨。道教委は「感染者の早期発見で感染拡大を防ぎたい」とする。

 「警戒感を一段上げて取り組まなければ」。3学期が始まった19日、札幌市西区の八軒西小で服部隆教頭(54)は、表情を引き締めた。これまで同校で感染者は出ていないが、感染力の強いオミクロン株は脅威だ。

 換気のため教室の窓は、授業中も少し開けている。休み時間になると、もう少し開ける。寒さ対策で厚着をするよう児童に指導。給食も同級生と机を向き合わず、「黙食」の徹底を継続している。服部教頭は3学期を「学級閉鎖などになれば、学習機会が一気に減る。ウイルスが入ってきても広げない対策をする」と話す。

別室受験も

 2月10日の公立高推薦・連携型入試から本格化する高校受験でも、昨年同様に感染対策は徹底される。

 道教委は3月3日の公立高入試に向け、濃厚接触者でも無症状でPCR検査結果が陰性――などの条件付きで、別室での受験も可能とした。体調不良などの生徒には、同14日に追試験日も設ける。受験生は外出を必要最小限にし、自主検温などの感染対策を取って万全の態勢で臨むよう、呼びかけている。

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