大卒就職率95・8%、2年連続で下落…理系は97・4%と大幅増

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 厚生労働、文部科学両省は20日、今春卒業した大学生の就職率が、前年比0・2ポイント減の95・8%だったと発表した。コロナ禍で採用環境が悪化した昨春卒(前年比2・0ポイント減)より下げ幅は縮小したものの、就職率の下落は2年連続となった。

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 就職率は、就職希望者(大学生の76・1%)のうち、実際に職に就いた人の割合。調査は、全国の国公私立大62校から4770人を抽出して実施した。

 男女別では、男子が94・6%(前年比0・4ポイント減)、女子が97・1%(同0・1ポイント減)。文理別では、文系が95・4%(同0・6ポイント減)と低下した一方、理系は97・4%(同1・5ポイント増)と大きく上昇した。地域別では、中部が97・0%で最も高く、次いで関東96・7%、九州96・0%、近畿95・8%、北海道・東北93・4%、中国・四国92・2%の順。

 運輸や観光など一部業種では採用抑制など厳しい状況が続いたが、企業業績は回復傾向にある。文科省の担当者は「企業の採用意欲は底堅い」としている。

 今後の採用環境について、リクルート就職みらい研究所の栗田貴祥所長は「コロナ禍からの回復や成長を見据え、大手や中堅では採用に積極的な企業が増えている」と指摘。「特にデジタル関連人材のニーズは非常に高く、理系学生の需要は高まるだろう」と話す。

 短大生の就職率は97・8%(同1・5ポイント増)、高等専門学校生は99・1%(同0・9ポイント減)だった。文科省が発表した高校生の就職率は、前年と同じ97・9%だった。

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3015783 0 ニュース 2022/05/20 15:00:00 2022/05/20 15:54:51 2022/05/20 15:54:51 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/05/20220520-OYT1I50087-T.jpg?type=thumbnail

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