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今年1月に実施された大学入学共通テストの難易度が「あまり適切でない」と外部評価で指摘されたことを巡り、末松文部科学相は5日の閣議後記者会見で、「更なる良問の作成に努めてほしい」と大学入試センターに注文をつけた。
今年の共通テストでは全30科目のうち7科目の平均点が前身の大学入試センター試験を通じて過去最低を記録した。6月の外部評価では「数学I」「数学I・A」の難易度について「あまり適切でない」とし、「設問は時間に比して多く、計算量の多い設問も散見された」と指摘していた。
外部評価を受け、同センターの問題作成部会は、時間配分と計算量の多さに課題があったとの見解を公表した。同センター幹部も「指摘を重く受け止めたい」として、次回テストから改善していく考えを示した。