未成年の自殺者数、2年連続増…死亡率最悪に

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 2019年版の「自殺対策白書」では、昨年、19歳以下の未成年者の自殺者数は599人で前年よりも32人増えたことが明らかになった。自殺者の総数は2万840人で9年連続減少するなか、未成年者の自殺者数は2年連続で増加した。

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 未成年の人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率も、「2.8人」となり、1978年の統計開始以降最悪となった。平成以降で自殺者数が最も多かったのは、1998年の720人だが、未成年の全体数が減っているため、自殺死亡率では昨年が上回った。

 白書では、過去10年の統計から、若年層の自殺の原因を分析した。それによると、小学生の自殺の原因は、「家族からのしつけ・叱責(しっせき)」「親子関係の不和」などの家庭問題が多かった。

 中学生や高校生、大学生になると、「学業不振」や「進路に関する悩み」「うつ病」などが目立った。

 厚生労働省は、若年者に対する自殺対策として、昨年からSNSでの相談事業を始め、昨年度は延べ2万2725件の相談があった。相談者は未成年(43.9%)が最も多く、女性が92.1%を占めた。相談内容は「メンタル不調」「自殺念慮」「家族」などが多かった。

 白書は7月16日に閣議決定しており、その際の記者会見で、根本厚労相は「関係省庁と連携しながら、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指したい」と述べた。

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