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春名風花さん、いじめをする人を相手にしちゃダメ…STOP自殺 #しんどい君へ

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 新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、今年は学校が休校し、始業は遅れ、学校行事も延期や中止になり、多くの学校で夏休みが大幅に短縮される。未成年の自殺者も3年連続で増えるなか、身の回りの変化に翻弄(ほんろう)され、しんどい思いを抱える「君」に、悩み、傷つき、苦しんだ著名人たちがメッセージを送る。

#しんどい君へ…女優 春名風花さん(19)

 私は、学校でいじめられた経験はありません。けれども、9歳からツイッターを始めて、小6で殺害予告を受けたり、心ない言葉を投げかけられたりしてきました。

 同世代の10代で自死を選んでしまう人は、未来に希望を持てずに亡くなっている気がします。それは、私たちより上の世代が楽しそうに生きていないように見えること、ストレスや負の感情を抱えている空気のようなものが、下の世代に向かって流れてきているからじゃないかなと思います。

 虐待やいじめ、貧困など、若者を取り巻く環境は良いとは言えません。大学受験の制度もいろいろと変わり、合格しても奨学金が返せないなど、不安で暗いニュースばかりです。まずは大人が楽しく生きている姿を見せることや、明るい空気をつくることの大切さを感じます。

空気読まなくていい…自分を守ってあげて

 先日、女子プロレスラーの木村花さんがSNSで中傷を受けて自死しました。その時、「人が亡くならないと世間は分からないんだ」と感じました。いじめをする人はわざわざ近付いてきます。絶対に相手にしてはいけません。それはSNSでも学校でも同じです。コロナの影響でようやく学校も始まりましたが、気が合わない子もきっといると思うし、空気を読んだり、周りに気を使ったりして無理に仲良くする必要はありません。つらいとき、最後に自分の心を守ってあげられるのは自分だけ。自分を守ってあげてください。

 ツイッターで私をフォローしてくれていて、自死してしまった子が2人います。確かに現実は理不尽で、嫌な事ばかりです。でも、死んだ後の世界の事はだれにもわからないし、もしかしたら現実よりつらいかもしれない。2人は死の直前に「伝説になりたい」とつぶやいていましたが、そんなよくわからないところに、私は希望を持って行ってほしくない。

いいことなくても、生まれてきた意味はある

 「生きていればいいことあるよ」って言うけれど、私はこの言葉は楽観的で好きではありません。いいことがなくても、生まれてきた意味はあるはずだと思うんです。それに、大人になれば、今よりも「未来を変える力」が持てます。せめて、自分で自分の環境を選べる立場になるまで死なないでほしいです。

 私はフォロワー2人が自死したとき、実際にはその子たちと深い関係ではないのに、とても悲しい思いをしました。私はあなたに死んでほしくない。どこの誰であっても、今を生き抜いてほしい。きっと、私と同じ(おも)いを持っている人間はたくさんいます。せっかく生まれてきたのだから、あなたに出会えて良かった、今までよく頑張ったね、生きててくれてありがとうと言ってくれる人に出会ってほしい。

 私はもうすぐ20歳になります。もし誰もいなければ、私がその大人になります。そして、大人になったあなたといつか会えたらうれしいです。

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1318457 0 インタビュー 2020/07/07 05:00:00 2020/08/05 11:07:58 2020/08/05 11:07:58 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200703-OYT1I50037-T.jpg?type=thumbnail

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