避けられ暗く厳しかった中学時代、ナダルさん「やまない雨はない」…STOP自殺 #しんどい君へ

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 学校現場でのいじめの認知件数は61万件を超え、過去最多になっている。新型コロナの感染拡大もあり、若者を取り巻く環境は厳しさを増している。こうした中、悩み、傷つき、苦しんだ著名人たちが、しんどい思いを抱える「君」に今年もメッセージを送る。中学1年生の時から避けられるようになったナダルさんは、「いじめられたことがある子は人の気持ちがわかる。悲観も、卑下も、自己否定も、しないでほしい」と語ります。

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ナダルさん
ナダルさん

教室の黒板に悪口

 京都府の端っこにある田舎で育ちました。中学1年生の頃、ちょっとしたもめ事がきっかけで女子全員から嫌われました。避けられるようになり、高校を卒業するまで暗く厳しい「トンネル時代」に入りました。

 2学期の中間試験の時です。チャイムがなって皆が席に座ってテスト開始を待っている中、一人の女子が廊下で、「もうちょっと勉強させて」と先生に食い下がっていました。なかなか教室に入らないため、業を煮やした僕は「いい加減にせえよ。みんな待ってんねんからはよう入れや」と言いました。その子は「なんやねん」と怒りながら席につきました。次の日から、無視されるようになりました。

 朝、登校して靴箱で女子に「おはよう」と声をかけても返事がありません。廊下を歩くと「息止めよう」「目が腐る」と両端に避けられます。同じ学年のほぼ女子全員から、嫌がらせを受けるようになりました。

 男友達に心配されることはあったけれど、いじめられていることが恥ずかしかった。認めたくなくて、「別にええねん」と強がっていました。プライドが許さなかったのだと思います。女子が教室の黒板に、僕の似顔絵をぐちゃぐちゃにして、悪口を書いていた時も、見て見ぬふりをしました。でも、内心はきつかった。

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