動物好きに楽しい自然、幼い日の夢かなえる…大妻多摩

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2001年3月卒業

獣医師
畔蒜(くろね)美穂さん

Q1.大妻多摩中学高等学校は、あなたにとってどんな学校ですか?

 中学入学時、クラスでの朝の挨拶が「起立」「気を付け」「礼」の後、「ごきげんよう」であることに驚きました。でも、言い慣れなかった「ごきげんよう」が、卒業する時には自然に言えるようになり、卒業後には耳にすると心地よさを感じるようになりました。

 東京・多摩市にある学校の周囲は緑が多く、授業中にキジの鳴き声が聞こえたり、野ウサギや蛇もいたり。私は動物が好きなので、そんな自然に恵まれた環境がとても楽しかったです。また、校門から校舎までは階段が多く、入学当初はやっとの思いで教室にたどり着いていましたが、段々と慣れて足腰が強くなりました。

 「恥を知れ」が大妻多摩の校訓です。動物病院を開業して獣医師として仕事をしている今も、この校訓を忘れず、おごることなく、自分の良心に恥じる行いはしないようにと、いつも心がけています。中高生時代は校則に厳しさを感じることもありましたが、規則を守らなければ、仕事をする上でも様々な支障があります。校則を守ることは、社会生活を営むことにつながる大切なことだったと、今になって痛感しています。

Q2.大妻多摩で印象に残っている思い出は?

 中学1年生から所属していたダンス部の活動が、楽しかったです。部員みんなで一つの作品をコツコツと作り上げ、踊りきったあの経験は、獣医師としての今の仕事にも生きています。手術や救急処置時に「すべきことを確実に行い、完了する」という医療行為の重要なプロセスを踏む上で特に役立っていると思います。

 高校進学後は、高校から入学してくる「外部生」が加わりました。中学の3年間を一緒に過ごした仲間の輪の中に、新しい友だちが入ってくることに最初は戸惑いましたが、すぐにとても仲良くなり、今では一番よく会う友だちになりました。

 学校の屋上でお昼ご飯を食べたり、休み時間にみんなで楽器を演奏したり、仲間と過ごす時間がとても楽しかったです。大妻多摩の同窓会は学年ごとに開催しています。卒業してからも、仲間に会えることはとてもうれしいです。

Q3.勉強や受験での思い出はありますか?

 私は動物が好きで、物心がついた頃から獣医師になるのが夢でした。獣医学部のある私立大学は少なく、家から通学できるのは4校でした。でも、成績はあまり優秀ではなく、どんなに勉強しても合格できないかもしれないという強い不安がありました。

 また、もしダンス部を続けて受験勉強に集中できず、入試に落ちたら、ダンス部が嫌いになって、これからの長い人生でダンスから離れてしまうのではないかとも考えました。悩み抜いた末、何としても大学に合格し、獣医師になる夢をかなえようと、部活をやめて自ら退路を断ち、受験勉強に専念しました。それは本当に苦渋の決断でした。

 ダンス部を最後まで続けられなかったことは、今でも寂しく思うことがありますが、獣医学部に合格することができ、6年間学んで卒業し、獣医師の国家試験に合格。そして、念願だった自分の動物病院も持つことができました。仕事は毎日とても楽しく充実し、今は本当に幸せです。あの時、自分に真剣に向き合い、頑張ってよかったと思っています。

Q4.母校を目指す受験生へ

 大妻多摩はとてもいい学校です。先生方は温かく、いつも親身になって相談に乗ってくれます。学校の環境もすばらしく、緑に囲まれて空気もきれいで、自然があふれています。社会に出てからも、「大妻多摩の出身です」と誇りを持って、胸を張って言うことができます。

 学校生活は楽しいことだけではなく、大変なことも、つらいこともあるでしょう。でも、一緒に乗り越えてくれる友だちが、きっとたくさんできると思います。ぜひ、大妻多摩でかけがえのない、すてきな中高生時代を過ごしてください。

 大妻多摩中学高等学校について、さらに詳しく知りたい方はこちら

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1165513 0 卒業生だよ 2020/04/16 05:21:00 2020/04/16 05:21:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200414-OYT8I50027-T.jpg?type=thumbnail

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