「情報モラル教育」テーマにLINEの浅子さん講演…中学受験サポート

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 中学受験サポートの第14回セミナーが7月1日、読売新聞東京本社(東京・大手町)で開催され、無料通話アプリ大手「LINE(ライン)」(東京都新宿区)の浅子秀樹さんが「青少年のネット利用状況と情報モラル教育の実践について」と題して講演した。中学受験サポートの会員校40校から校長・教員計63人が参加し、専門家のアドバイスを自校で活用しようと熱心に聞き入っていた。

顔見えぬネット、気持ちの行き違いでトラブル

中学受験サポート会員校の教師らが集まったセミナー
中学受験サポート会員校の教師らが集まったセミナー

 浅子さんは、「LINE」の公共政策室で、ネットを利用する際の情報モラル教育など青少年らへの啓発に取り組んでいる。

 講演ではまず、スマホなど携帯電話の所有率が小学5年で約6割、中学1年で約8割に上るという最近のデータを紹介。中学生の大半が仲間内のコミュニケーションで「LINE」を利用し、高校生になると「Twitter(ツイッター)」や「Instagram(インスタグラム)」を使う割合も増え、ネットでつながる交友範囲が学校外へも広がるという傾向を説明した。

 そのうえで浅子さんは、ネット上のトラブルについて話を進めた。「まじめだね」「おとなしいね」「マイペースだね」などと書かれたLINE独自の5枚の教材用カードを使い、「言われて嫌なのはどれですか」と教師たちに選んでもらった後、「同じ言葉でも受け止め方は一人一人違う」と指摘。相手の顔が見えない分、ネット上では気持ちの行き違いからトラブルを生みやすいことを強調した。

 また、「いつものお店!なう」「ミナの家で勉強中」などのタイトルの写真カードを使ったグループワークでは、一緒に写っている細部の情報から気付かずに個人が特定され、プライバシーが漏れる恐れがあることなどを説明。ネットの拡散性がはらむ危険や、ネットへの書き込みではどんな結果につながるのか想像力を働かせ、判断することの大切さを伝えた。

日常モラルを土台にネットの特性理解し、判断を

ネットの特性やトラブル防止について語る講師の浅子さん
ネットの特性やトラブル防止について語る講師の浅子さん

 こうした話を踏まえ、情報モラル教育について浅子さんは、「日常モラル」「ネットの特性理解」「想像力・判断力」の三つのポイントを指摘。最後に「情報モラル教育を行うことは、ネット上のトラブル防止につながる。そして、それを継続することがとても大切です」と強調し、学校現場での地道な取り組みに期待を示すと、会場から大きな拍手が湧いた。

 セミナーの終了後、参加した教師たちは浅子さんらLINE関係者や、「読売中高生新聞」の編集長らを囲み、生徒のスマホ利用や情報モラル教育などを巡る話に花を咲かせた。

 (写真・文:中学受験サポート)

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670668 0 トピックス 2019/07/03 16:16:00 2019/07/04 09:43:58 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190703-OYT8I50041-T.jpg?type=thumbnail

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