1科入試導入「国語でも算数でも得意な子集まれ」…山脇学園

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2017年春、山脇学園の武家屋敷門を通って入試に臨む受験生
2017年春、山脇学園の武家屋敷門を通って入試に臨む受験生

 山脇学園中学校(東京都港区)は、2019年2月1日の午後入試に「1科入試」を導入する。受験生は出願時に国語または算数から1科目を選んで受験する。 

 同校はこれまで総合的な学力を重視して4科入試を基本としてきたが、新たに1科入試を導入する背景について入試広報部長の西川史子教諭は、「3年前に始めた英語入試で入学した生徒たちが、英語という自分のアドバンテージを生かして伸びていく素質を持っていることを証明してくれたから」と話す。

 同校には理科教育のために研究施設を充実させた「サイエンスアイランド」があるので、理系教育の基礎となる算数1科の入試導入はすんなり決まった。国語も試験科目に採用されたのは、数学科教員の声が決め手だったという。「数学は読解力のある子が伸びる。英語の4技能と言われているが、その前にまず国語の4技能が重要ではないか。『読む』『聞く』『話す』『書く』がきちんとできる子供は、ポテンシャルがあるのでは」。こうした意見を受けて国語も採用されたという。

 1科入試に挑戦する子供たちに西川教諭は「得意な分野を自分の強みとして志を立てて、自分の行きたい方向への学びを深め、将来社会に貢献できる人になってほしい」と話す。

 1科入試について首都圏模試センター教務情報部長の北一成氏は、「来春2019年の首都圏中学入試では、『算数1科目の午後入試』の新設がトレンドになっていますが、山脇学園では『国語か算数どちらかの1科目選択の午後入試』を新設してくれました。これは『国語が得意(算数がやや苦手)な』女子受験生にとっては朗報です。自分の強みを生かして受けられる、こうした新設入試に、もっと注目してほしいと思います」と語った。

 同校の国語1科入試が、中学入試の新しい流れを作るのかどうか注目されるところだ。

(文:中学受験サポート 写真:山脇学園中学校・高等学校)

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53365 0 山脇学園中学校・高等学校 2018/12/11 17:20:00 2018/12/11 17:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181211-OYT8I50105-T.jpg?type=thumbnail

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