【合格応援団】休み時間は構内を散歩…甲陽学院
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一足先に大学受験を乗り越えた先輩たちに、合格までの道のりを振り返ってもらいました。最高の春を迎えるため、残されたわずかな時間をどのように過ごせばよいのか? 先輩たちの戦い方を参考に、焦らず着実に、合格への歩みを進めよう。
小野友輝さん 甲陽学院高(兵庫県)→東京大理科二類
Q)国公立2次試験でのエピソードを教えてください

最大のピンチは、東大2次試験の2日目におきました。理科と英語の間の休み時間に、高校の友達とつい試験問題について話をしてしまったんです。
その友達は「今年は物理と数学が難化したみたい」と話していたんですが、自分では2科目ともいつも通りに出来ていたので、「これは合格する!」と謎の自信を持ってしまい…。集中力が切れたのか、その次の英語は得意科目のはずなのに散々の出来。もし不合格だったら、あの会話を一生反省したと思います。
試験の休み時間は、友達と話すのは避けた方がいいです。どうしても試験の話題になるので、気持ちが動揺します。
おすすめは、構内を散歩することです。休み時間もずっと教室にいると、周りの人が勉強しているのを見て焦ってしまいます。
Q)ホテルに前泊する「アウェー入試」。体験されていかがでしたか

関西育ちなので、東京に行ったことは2~3回しかなく、東大の入試前日に東京のホテルに到着したとき、旅行気分でテンションが上がっている自分がいました。幸い、受験当日には受験モードに切りかえられましたが、アウェーで平常心を保つのは簡単ではないです。受験日の2日前から大学近くに滞在する「前々泊」を検討しても、いいかもしれません。
Q)最後にメッセージを
受かりたいと思う大学に向けてコツコツやってきていれば、どうにかなります。試験本番でも自分のペースを崩さず、合格をつかみ取ってください!
(読売中高生新聞2020年2月14日号から)
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