【合格応援団】自分なりのやり方で突き進んで…田園調布学園
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一足先に大学受験を乗り越えた先輩たちに、合格までの道のりを振り返ってもらいました。最高の春を迎えるため、残された時間をどのように過ごせばよいのか? 先輩たちの戦い方を参考に、焦らず着実に、合格への歩みを進めよう。
叶田桃子さん 田園調布学園高等部(東京都世田谷区)→早稲田大学文学部
Q)どのような勉強をしましたか。

A)私大文系狙いだったので、必要だったのは国語、世界史、英語です。現代文は得意でしたが、先生に「センスで解かない方がいい」と言われ、論理的に解く練習をしました。
世界史は高校2年のセンター模試で30点台でしたが、焦らず毎日少しずつ覚え、3年秋からは1日の半分以上を費やし、センター本番では得点率94%。点ではなく、因果関係で覚えるのがコツです。戦争なら、その背景や戦後の勢力図の変化も含めて。それを友だちと説明し合ったことで、理解が浅かったところに気づけました。
英語は「単語」「構文」「長文」のすべてに毎日触れるようにしました。
Q)本番にはどのように臨みましたか。

A)とにかく普段通りを心がけました。いつもテレビを見る時間帯は見ていましたし、試験には制服で行きました。勉強法も生活も、100人いれば100通りあります。10時間勉強しなきゃとか、スマホは絶対見ちゃだめとか、人によってそれぞれ言うでしょうが、自分がいいと思ったことを選んで突き進んでください。
(読売中高生新聞2021年1月1日号から)
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