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「社会に出る覚悟」とは?/読売新聞「就活ON!」担当 木田滋夫

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 「就活コラム」は、ブンナビ×読売新聞 就活会員事務局が配信している「読売新聞 就活メルマガ」から、就活の最新事情に詳しい人事部や教育部、経済部などの記者が書き下ろしたコラムを採録しています。

 私は社会人経験を経て記者になりました。新卒時の就職活動は惨たんたるものでした。第1志望だった新聞・放送業界は全滅。結局、あまり志望度の高くなかった他業界で働くことになりました。

失敗の理由

 新卒時の就活は苦い経験で、失敗した理由を深く考えることもなかったのですが、最近、ある大学のキャリアセンター職員と話していて「これが原因かもしれない」と思った言葉がありました。それは「内定をもらえない学生に共通しているのは、『社会に出る覚悟』が感じられない」ということです。

 社会に出る覚悟などと言うと、何だか壮大なことに思えますが、私なりに解釈すると「自分にどんな力があり、仕事でどう生かせるのかをリアルに認識できている」ということではないでしょうか。多くの就活生は、自己分析や業界研究を通じて身につけていると思います。

飛行機事故に関心を持ち、何度も関連書籍を読んだことがマスコミ志望につながった
飛行機事故に関心を持ち、何度も関連書籍を読んだことがマスコミ志望につながった

戦略の大切さ

 では、新卒時の私はどうだったでしょうか。少年時代に起きた「日航ジャンボ機墜落事故」をきっかけに記者の仕事に興味を持った私は、ニュースの最前線で忙しく働きたいという願望は強かったのですが、ゼミやアルバイトを通じて自分はどんな「武器」を得て、仕事のどんな場面でその武器を生かせるか、ということまでは整理できていませんでした。活躍できる根拠を示さずに「働かせてほしい」と熱弁しても、面接官は社会に出る覚悟を感じなかったことでしょう。きっと「仕事は憧れだけでは務まらないよ」と思って×をつけたに違いありません。

 もちろん、社会に出る覚悟をもって選考に臨んだからといって必ず採用されるわけではありません。選考の物差しは1本だけではないからです。ただ、自分の強みを知り、仕事でどう発揮するかという「戦略」を持って就活に臨むことは、少なくとも選考の土俵に乗る条件だと思うのです。

失敗を教訓に

 もし、熱意はあるのに選考に通らず、理由もよく分からないという人がいれば、自分にどんな力があり、仕事でどう生かせるのかリアルに認識できているかどうか、自問してみてください。うまく説明できない人は、「社会に出る覚悟が足りない」と思われているかもしれません。私の失敗経験が役立てばうれしいです。

読売新聞東京本社教育部記者 木田滋夫
「就活ON!」を担当。新聞記者を志したきっかけは、少年時代に起きた日航ジャンボ機墜落事故。520人の命が一度に失われたことがショックで、ニュースを食い入るように見るようになった。新卒時の就活では報道機関に全落ちし、別業界で営業職を3年間経験した。信条は「世の中を少しマシにして次世代に渡す」。エネルギー源はハンバーガーで、専門店巡りが趣味。スマホの写真フォルダーはほとんどハンバーガー。

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1984731 0 就活コラム 2021/04/14 15:30:00 2021/04/21 16:45:02 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210409-OYT8I50065-T.jpg?type=thumbnail

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