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なぜ業界研究が必要なのか、環境の急変に備えよう!/東洋経済新報社「会社四季報 業界地図」編集長 西澤佑介

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「就活コラム」は、ブンナビ×読売新聞 就活会員事務局が配信している「読売新聞 就活メルマガ」から、就活の最新事情に詳しい人事部や教育部、経済部などの記者が書き下ろしたコラムを採録しています。

 私たち東洋経済新報社が年1回、発行している『会社四季報 業界地図』は、就職活動中の皆さんなら、一度は聞いたことがあるかもしれません。様々な業界の勢力図、市場規模や今後の先行きを、『会社四季報』の記者が見開きの「地図」の形でまとめた本で、気になる業界の現状がコンパクトにまとまっているのが特徴です。

 『業界地図』は業界研究の定番書とも言われますが、そもそも就職活動にどうしてこのような業界研究が必要なのでしょうか。

自分のやりたい仕事は世の中に求められているのか

 就職先選びには大きく分けて二つの“研究”が必要です。一つ目は自分の「やりたいこと」を考えること。「自己分析」と言われますが、これまでの人生を振り返って、どういう生き方に憧れるのか、どんな環境に身を置くのが心地よいか、他人と比べて何が得意か、何をやっている時が一番幸せか、などを自分自身とじっくり向き合って考えることです。

 しかし、「やりたいこと」だけでは自分のキャリアを築くことはできません。もし自分が「やりたいこと」を実現するために選んだ就職先でリストラ、再編などに見舞われたら、仕事に専念するどころではありません。そのためには「やりたいこと」だけではなく、これから伸びる業界か、そうではないのか、つまり、「自分のやりたい仕事、就きたい職業が世の中に求められているかどうか」を把握するための研究が必要になってくる。その第一歩が業界研究になると理解してください。

急速に大転換する経済、知識のアップデートを

 新型コロナウイルスによって、世の中の業界地図は一変しました。数年前まで、旅行、ホテル業界は絶好調でした。ですが、今や、人々が安心して海外旅行を楽しめる時代がいつ戻ってくるか、定かではありません。外食業界は冷え込みましたが、宅配やデリバリー業界は空前絶後の盛り上がりです。

 経済の大転換がここ1年ぐらいで急速に起きています。コロナ禍での就職活動で気をつけるべきこと、それは業界環境が急変していることであり、数年前の常識が通用しなくなっていることにあります。つまり、世の中の流れが速くなり、知識をアップデートする頻度が高まっているということです。自分のやりたいことを見据えつつ、しっかり情報を仕入れて世の中の流れについていくことが、これからの就職に必要になってくるでしょう。

西澤佑介
「会社四季報 業界地図」編集長。1981年生まれ。学生時代に株式投資に出会い、父親から出世払いでカネを借りて投資を開始。大学院卒業後の2006年に東洋経済新報社入社、同時に株式投資家卒業(会社規定で株式投資は不可)。自動車、電機、商社などの業界記者を経て、19年10月より現職。

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2046312 0 就活コラム 2021/05/13 11:00:00 2021/05/13 12:25:08 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210512-OYT8I50005-T.jpg?type=thumbnail

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