<速報> 山口で行方不明だった2歳男児、発見…意識あり
    
    文字サイズ
    就活全般について、人材コンサルタントがアドバイスします。

    本命以外も準備しっかり

    • イラスト・武居智子
      イラスト・武居智子

     「先生、内定が出ました!」

     2月に大学の教え子数人から連絡がありました。学生優位の「売り手市場」などの影響で、3月の採用広報解禁も待たずに、学生の選考を進め、内定を出す企業があるようです。

     もっとも、早く動いているのは外資系やベンチャー企業で、大手など本命となる企業の多くが選考を始めるのはまだ先です。

     本命以外の会社を受けるとき、学生はよく「御社は第1志望群(第1志望の複数の会社の一つ)です」などと、ぼかした表現をしますが、採用する側にはあまり意味がありません。本命でないと思われていても、ほしい人材であれば内定を出し、説得したり、他の会社を受けないよう「囲い込み」を試みたりするからです。

     学生も、本命でない会社を受けるときに、もっとしたたかになっていいと思います。同じ業界なら、企業研究をした結果はその後も役立ちます。自分が面接でアピールしたい「売り」が通じるか、試すこともできます。

     選考でよく聞かれる「自己PR」や「学生時代に力を入れたこと」などの内容には磨きをかけておきましょう。本命でないからと、準備をおろそかにするのは禁物です。「第1志望群」の選考を真剣に受けることが、本命企業の内定につながるのです。

    2018年03月27日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    常見陽平  (つねみ・ようへい
     千葉商科大専任講師、人材コンサルタント、著述家。リクルートから玩具メーカーに転じ、新卒採用を担当。独立後はコンサルタント活動の一方、キャリア関連の著書を多数執筆。企業の本音などをまじえながら、就活生に総合的なアドバイスを送る。