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    就活全般について、人材コンサルタントがアドバイスします。

    就職先 優先順位つけ選択

    • イラスト・武居智子
      イラスト・武居智子

     来春卒業予定の大学生の就職活動は山場を迎え、学生から内定の報告が相次いでいます。複数の会社に内定した学生も多数いますが、どの会社を選べばいいか、悩む声も聞かれます。

     内定を得た会社がすべてにおいて優れ、求める条件をすべて備えているとは限りません。自分なりの優先順位をつけましょう。

     私はまず、「組織風土」が自分に合っているかに注目すべきだと考えます。事業内容がどうであれ、組織風土が合う会社は居心地が良いからです。会社の歴史、武勇伝、社員と会った印象などをもとに考えましょう。

     それでも迷う学生には、「入社後の選択肢が多い会社に入れ」とアドバイスしています。やりたかった仕事がイメージと違ったときなどにキャリアをシフトしやすいからです。大手を礼賛するわけではありませんが、規模が大きい会社は選択肢が広がることが多いと思います。

     最近は、保護者が入社を了承しているかも重要になっていますが、保護者も含め、信頼できるアドバイスをしてくれる人の意見なら参考にすると良いでしょう。ただし、最終的に決めるのは、これから社会に出る本人です。

     自分の決断に自信を持ってほしいですし、その自信を得られるようよく調べ、考えてください。

    2018年06月19日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    常見陽平  (つねみ・ようへい
     千葉商科大専任講師、人材コンサルタント、著述家。リクルートから玩具メーカーに転じ、新卒採用を担当。独立後はコンサルタント活動の一方、キャリア関連の著書を多数執筆。企業の本音などをまじえながら、就活生に総合的なアドバイスを送る。