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    就活全般について、人材コンサルタントがアドバイスします。

    意味あるインターンにする

    • イラスト・武居智子
      イラスト・武居智子

     前回(7月10日)の本欄でインターンシップ(就業体験)の選び方を説明しました。今回はインターンシップにどう臨むかを考えます。

     先日、私が勤める大学で講演した企業の人事担当者は、今のインターンは社員との交流が少なく、仕事が体験できないものもあり、「行くなら意味のあるインターンに参加してほしい」と話していました。「意味のあるインターン」には私も賛成です。ただ、内容にかかわらず、参加した学生自身が「インターンを意味のあるものにする」視点も大切だと思います。

     例えば、プログラムの予定に沿って、「今日はグループディスカッションの司会をする」「手元のメモを見ずに参加者を見て発表する」など、自分が伸ばしたい力を意識して臨めば、就職活動本番の練習にもなるでしょう。

     期間中は社員に積極的に質問すると、その会社への理解が深まります。参加した他大生とあとで連絡を取り合えるようにしておくと、知らない情報や気付きが得られることがあります。

     終了後は必ず振り返りをし、自分の強み、弱み、その業界・企業・職種への適性などを考えてください。「目標設定」「社員や他大生との接点づくり」「振り返り」。この3点がインターンシップを自ら意味のあるものにするポイントです。

    2018年08月07日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    常見陽平  (つねみ・ようへい
     千葉商科大専任講師、人材コンサルタント、著述家。リクルートから玩具メーカーに転じ、新卒採用を担当。独立後はコンサルタント活動の一方、キャリア関連の著書を多数執筆。企業の本音などをまじえながら、就活生に総合的なアドバイスを送る。