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    就活全般について、人材コンサルタントがアドバイスします。

    自己分析 周りの目も参考に

    • イラスト・武居智子
      イラスト・武居智子

     「本当の自分が何なのか分からない」。就職活動では自己分析に悩む学生が多いようです。

     自己分析には、〈1〉自分の価値観や行動特性を確認する〈2〉アピールポイントを明確化する〈3〉キャリア設計を考える、などの目的があります。

     これらの目的を踏まえれば、一人で自己分析に取り組む必要はありません。大学の教員、家族、恋人、サークルやアルバイトの仲間らに、自分の強みや弱み、これからも大事にしてほしいこと、変わってほしいことなどを書いてもらう「ミニアンケート」を実施するのも手です。

     自分について、本人と他人では認識が違うものです。他人からどう見られているか、自分では気づかない点がよくわかります。

     学生生活などを撮影したスマホの写真や、過去にSNSに投稿した内容などを見せて、周囲の感想を聞くのもおすすめです。

     SNSなどは、自分自身でも読み返せば、成長する過程や、これまで大切にしてきたことなどを振り返ることができます。

     こうしてわかった結果から、自分がどの業界、企業、職種に向いているのかを考えましょう。自己分析に終わりはありません。就活をしながら繰り返すことで、だんだん深まっていくものだということも知っておいてください。

    2018年10月30日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    常見陽平  (つねみ・ようへい
     千葉商科大専任講師、人材コンサルタント、著述家。リクルートから玩具メーカーに転じ、新卒採用を担当。独立後はコンサルタント活動の一方、キャリア関連の著書を多数執筆。企業の本音などをまじえながら、就活生に総合的なアドバイスを送る。