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    女子学生の就活について、女性キャリアコンサルタントが解説します。

    夏休みはインターン

    • イラスト・藍原真由
      イラスト・藍原真由

     学費や生活費を全て自分でまかない、アルバイトで毎月15万円超を稼いでいるという、大学3年の女子学生が相談に来ました。

     夏のインターンシップ(就業体験)に参加したいが、どんな会社のインターンに参加すれば良いかと聞かれました。私は、インターンシップの参加で、夏休みのアルバイトの日数が減ると、生活に支障が出るのではと心配しましたが、彼女に「アルバイトよりも就職のほうが大事ですから」と言われ、感心しました。

     彼女のような苦学生は、生活費にいくらかかって、それをどのように稼がなくてはいけないのかを、具体的な数字で理解しています。卒業後は就職して正社員として働いたほうがいいことを、よくわかっているのです。

     しかも、自分の興味や、やりがいに結びつけることが、働く上でどんなに大切かを身にしみて感じています。だからこそインターンシップで自分に合った会社を見つけたいのでしょう。

     女子学生の中には働きたくないという人が増えているとも言われますが、まずは就職して生活できるようになることが必要です。

     インターンシップは複数の会社に参加して、よく検討しましょう。夏休みにアルバイトをするよりも、就職にプラスになる可能性は高いと言えます。

    2018年07月03日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    上田晶美  (うえだ・あけみ
     キャリアコンサルタント。株式会社「ハナマルキャリア総合研究所」代表。1983年早稲田大卒。約10年間、企業で人事、広報などを経験後、94年、出産を機にキャリアコンサルタント活動を開始。就活生を個人指導するかたわら、全国各地の大学で講演を行っている。働きながら3人の子供を育ててきた経験を生かし、企業の女性活躍推進に向けた研修などでも講師を務める。