採用指針の廃止 混乱懸念

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イラスト・藍原真由
イラスト・藍原真由

 「就職活動の解禁日がなくなったらいつ留学やインターンシップ(就業体験)に行けばいいですか」。大学1年の女子が相談に来ました。

 経団連が、就活日程などを定めた採用指針の廃止を決め、低学年の学生に動揺が広がっています。今後は政府主導で新ルールが検討されますが、将来的にはいつでも採用できる「通年採用」が広がる可能性もあります。

 私は、大学生活では学業のほか、特に夏休みの過ごし方について、2年生までに短期の留学、3年生からインターンシップの参加が「王道」だと説明してきました。でも解禁日がなくなれば1、2年生から就活が始まるかもしれず、先輩の経験を参考にするのは難しくなります。

 一方で、解禁日を気にせず、学業も就活も自分のペースで自由にできると考える学生もいるでしょう。ただ、そんな自立型の学生はごく一部にすぎません。多くの学生は「周りが始めたから自分もそろそろ」「キャリアセンターの講座があるので参加しなくては」といった理由で動き出すものだからです。

 就活ルールがなくなれば、始めるきっかけすらつかみにくくなり、混乱や出遅れが相次ぐのではないでしょうか。女子学生の相談を受けながら、心配になりました。

44720 0 上田晶美の新・女子ナビ 2018/10/23 05:20:00 2018/10/23 05:20:00 2018/10/23 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181016-OYT8I50002-T.jpg?type=thumbnail

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