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    世界遺産

     

    昔ながらの鉄づくり再現、萩・たたら製鉄遺跡

    • 炉を壊して鉄の塊を取り出す参加者
      炉を壊して鉄の塊を取り出す参加者

     山口県萩市の世界文化遺産「大板山たたら製鉄遺跡」をPRするイベントが10、11の両日、市内の萩・明倫学舎駐車場で開かれ、昔ながらの鉄づくりが再現された。

     明治維新150年と世界遺産登録3年を記念し、市世界遺産活用推進協議会が企画した。

     鉄をつくる施設「高殿」に、同遺跡がある福栄地区の住民や市内の大学生、高校、中学の生徒らが粘土で炉を造成。10日夜に火入れをして237キロの砂鉄と360キロの木炭を投入し、徹夜で火をたき続けた。

     炉に風を送る足踏みふいごの作業などを経て11日午後に炉を壊すと、50キロ以上のけらという鉄の塊が現れ、観客から大きな拍手が起こった。

     指導した島根県奥出雲町の技術者、木原明さんは「立派な●ができた」と講評。福栄文化遺産活用保存会の小野興太郎会長は「遺跡への関心と理解を深めてもらえたと思う」と喜んでいた。

    ※●は金へんに「母」

    2018年11月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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