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    歴史・文化財

    松平家が島原藩の史料、市に寄贈…長崎港の監視など記す

    • 松平家から島原市に寄贈された史料
      松平家から島原市に寄贈された史料

     長崎県島原市は24日、江戸時代に島原藩の領地を治めた松平家から、当時の領内の様子や、藩が長崎港の監視にあたっていたことなどを記した史料12点の寄贈を受けたと発表した。島原図書館内の肥前島原松平文庫に保管し、内容を調査する。

     市教委社会教育課によると、古川隆三郎市長が19日、松平家の第20代当主夫人の松平永子さん(84)(東京)と面会し、受け取った。

     史料はいずれも備忘録で、書かれた時期や著者は不明。このうち「島原大概様子書」では、検地に基づく島原半島の人口や田畑の石高などが記され、「長崎一件書抜」には、幕府の指示を受けた島原藩が長崎港に入るオランダ船を監視していたことなどがつづられていた。

     同課は「島原藩の歴史を知る上で貴重な史料。新たな発見がないか、内容を精査したい」としている。

    2018年04月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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