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    歴史・文化財

    日露の戦没者追悼、対馬で200人参列…日本海海戦

    • 風船を飛ばす参列者ら
      風船を飛ばす参列者ら

     対馬市沖で戦闘が繰り広げられた日露戦争・日本海海戦から113年の27日、日露両国の戦没者約5000人を追悼する慰霊祭が、同市上対馬町西泊の「日露慰霊の碑」の前で営まれた。

     戦闘は1905年5月27、28日、長崎県対馬市の東沖であった。旧日本海軍の連合艦隊が世界最強を誇った旧ロシアのバルチック艦隊を壊滅させ、沈没するロシア艦から260人を超える兵士が、殿崎や同町茂木浜に上陸。住民らが傷の手当てをしたり、食事や宿を提供したりしたという。

     慰霊祭は、対馬防衛協会が日露の平和や友好交流などを願って開催、市内外の約200人が参列した。神事の後、白石洋司会長が「現在の平和な社会は先人たちの犠牲の上にある。私たちはこの平和な社会を維持し、子や孫に未来に対する責務がある」とあいさつした。

     参列者は碑に献花し、空に約200個の風船を飛ばして不戦の誓いを新たにした。

    2018年05月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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