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    歴史・文化財

    熊本城小天守工事用の足場…最上階解体へ

    • 足場の土台となる鉄骨が差し込まれた小天守
      足場の土台となる鉄骨が差し込まれた小天守

     熊本地震で被災し、復旧工事が進む熊本城(熊本市中央区)で29日、小天守の最上階の解体に向けた工事用の足場を組むための鉄骨(長さ約12メートル)の設置作業が始まった。最上階は9月中旬から約1か月かけて解体され、来春に再構築が始まる予定という。

     小天守(地上4階、地下1階)は、大天守(地上6階、地下1階)とともに1960年に再建。地震で壁にひびが入るなどの被害を受けた。最上階は解体した後、壁や屋根に軽量素材を使い、建物の耐震性を高めるという。

     この日は、クレーンでつり上げた鉄骨を3階部分に差し込んだ。今後、東西と南北の方向に計10本の鉄骨を設置し、最上階を囲むように足場を組むという。

     最上階が再建された大天守は4~6階の外装工事が終わった。小天守の外装工事は2021年1月頃に終わる予定で、大天守と併せ、21年春からの一般公開を目指している。

    2018年08月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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