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    歴史・文化財

    熊本城情報発信拠点に、旧NHK跡活用構想案…熊本市

    • 市が熊本城の情報発信の拠点としての活用を決めた跡地
      市が熊本城の情報発信の拠点としての活用を決めた跡地

     熊本市は6日、同市中央区千葉城町の旧NHK熊本放送会館跡地(約1万1800平方メートル)とJT熊本支店跡地(約5600平方メートル)の保存活用基本構想案を明らかにした。両跡地について国に特別史跡への追加指定を求め、熊本城の情報発信や調査研究の拠点を建設する方針。今後、市議会の意見を踏まえ、年内に構想を策定する。

     同日の熊本城跡保存活用委員会で、市側が構想案を説明した。市によると、両跡地は旧熊本城域内に位置し、宮本武蔵の居宅や藩蔵のほか、幕末まで武家屋敷があった。市は所有者から跡地を賃借し、地震関連資料の保管庫や復旧工事の資材置き場として使用している。市が3月に改定した熊本城跡保存活用計画では「文化交流ゾーン」として整備する方針を掲げている。

     基本構想案では、跡地が特別史跡に追加指定された後、国の補助金を活用して購入する。NHK跡地には熊本城の情報発信の拠点を建設し、復旧の過程や調査研究の成果を展示する。民間ビルに間借りしている市熊本城総合事務所を移転させる。2024年の供用開始を目指している。

     JT跡地は、復旧工事が続く間は引き続き資材置き場として使う。復旧を終えた後に隣接する高橋公園とともに一体的な史跡整備を行うという。

    2018年12月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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