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    歴史・文化財

    西郷の妻本名は「アリカナ」、京都の研究家が長男の戸籍謄本で確認

    • 「アリカナ」の名前が記された戸籍謄本
      「アリカナ」の名前が記された戸籍謄本

     西郷隆盛の2番目の妻・愛加那あいかな(1837~1902年)の本名が、「アリカナ」だったことを示す戸籍謄本を、歴史研究家の原田良子さん(51)(京都市)が確認した。本名がなまって「あいかな」となり、後に漢字があてられたとみている。

     原田さんは、西郷と愛加那の長男で、京都市長を務めた西郷菊次郎(1861~1928年)について研究。今年11月、菊次郎のひ孫、島津典子さん(70)(千葉県八千代市)が鹿児島市役所で取得した菊次郎の戸籍謄本の写しを受け取り、母親の欄に「アリカナ」と表記されているのを見つけた。

     NHK大河ドラマ「西郷どん」の時代考証を担当する原口泉・志学館大教授(日本近世・近代史)によると、鹿児島弁は、「ありがとう」を「あいがと」と言うなど、「り」を「い」と発音する傾向がある。原口教授は「西郷も『アイカナ』と呼び、それが定着したのではないか」と話し、死後に「愛加那」の漢字があてられたとみる。

     謄本の写しを提供した島津さんは「私も謄本を見て初めて知った。本当の名前が伝わり、本人も喜んでいるかもしれない」と話している。

    2018年12月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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