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    伝統・習俗

     

    仮面神メンドン厄払う、硫黄島で八朔太鼓踊り

    • 太鼓踊りの途中で現れたメンドン(左)
      太鼓踊りの途中で現れたメンドン(左)
    • 子どもやお年寄りを木の枝でたたき、厄を払っていった
      子どもやお年寄りを木の枝でたたき、厄を払っていった

     鹿児島県三島村の硫黄島で10日、「八朔はっさく太鼓踊り」が始まり、島の男たちがふんする仮面神「メンドン」(国指定重要無形民俗文化財)が現れた。11日まで。

     踊りは旧暦の8月1、2日に行われる。神社前で若者らが太鼓をたたいて踊る中、鬼をかたどったとされる赤い面をかぶったメンドン約10体が登場。住民や見物客を木の枝でたたいて回り、厄を払った。

     この日はメンドンを目当てに、島外からも多くの観光客らが訪れた。

     政府は昨年3月、「来訪神 仮面・仮装の神々」(10件)の一つとして、メンドンを国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に提案しており、今秋に審査される見込み。10件はこのほか、「悪石島のボゼ」(十島村)、「甑島のトシドン」(薩摩川内市)、「男鹿のナマハゲ」(秋田県男鹿市)などで構成されている。

    2018年09月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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